宮崎県教委が横領で事務職員2人を懲戒免職処分にするなど計6件の処分を発表

宮崎県教育委員会は、PTA会費や教材費を横領したとして、小学校に勤務する事務職員2人を2026年6月26日付で懲戒免職の処分にしました。また、児童への体罰やセクシャル・ハラスメント行為などを含め、あわせて6件の処分が発表されています。

懲戒免職処分となったのは、小林市立南小学校の臨時的任用職員である西畑泉主事(38歳・女性)と、日南市立飫肥小学校の事務職員である河野英樹事務主査(54歳・男性)の2人です。

発表によりますと、西畑主事は2025年9月から2026年3月までの間、当時勤務していた小林市内の中学校において、PTA会費などあわせておよそ223万円を着服・流用しました。さらに、この事実を隠蔽する目的で、2026年度から勤務している南小学校において5月に教材費およそ51万円を横領し、一部を前年度の着服分の補填に、残りを生活費に充てていたとのことです。

河野事務主査は、5月1日から29日までの間に、学校が管理する口座間で送金を行う際、虚偽の入金伝票を作成するなどして教材費68万8200円(約69万円)を横領しました。横領した金はパチンコや競馬などのギャンブルに充てていたとされています。

処分を受けた2人はともに横領を認めており、横領した全額を26日までに返済しているということです。

このほか、県教育委員会は、小学校の体育の授業中に児童1人の腹部を殴った20代の男性教諭と、職場の歓迎会で同僚の女性職員に対し泥酔した状態でセクシャル・ハラスメント行為をした60代の男性教諭について、いずれも減給10分の1(1か月)の懲戒処分とするなど、減給2件、戒告2件のあわせて4件の処分を行いました。

今回の事態を受け、県教育委員会の吉村達也教育長は、信頼を著しく損なう事態が起きたことを大変重く受け止めているとし、教材費やPTA会費などの取り扱いに関する組織的な体制の見直しを再度確認した上で、このような事態が起きないよう指導する旨のコメントを出しています。

宮崎県教育委員会が児童の腹部を殴る体罰を行ったとして20代男性教諭を減給処分

宮崎県教育委員会は2026年6月25日付で、宮崎県内の小学校に勤務する20代の男性教諭が児童の腹部を殴る体罰を行ったとして、減給の懲戒処分にしました。

宮崎県教育委員会の発表によると、この男性教諭は2025年6月、自らが担任をしていたクラスの体育の授業中に、児童の腹部を拳で1回殴ったとされています。被害に遭った児童が他の教職員へ相談したことで事態が明らかになり、学校側が調査を行いました。その結果、複数の児童による目撃証言が一致したため、体罰があったと認定されました。

一方で、男性教諭は「殴っていない」と説明しており、謝罪も行っていないということです。

宮崎県教育委員会は、この体罰行為に加えて、男性教諭が学校側の調査に対して非協力的であったことなどを考慮し、2026年6月25日付で減給処分を決定しました。学校側は体罰の発覚後、男性教諭を担任から外した上で、被害児童と接触させないための対応を取ったとのことです。

なお、被害を受けた児童は体罰の翌日に学校を欠席しましたが、怪我はなかったとされています。

カテゴリー
教職員詐欺・横領ハラスメント懲戒処分など
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