陸上自衛隊が2026年4月の警務隊による逮捕・送致実績を公表

2026年6月12日、防衛省陸上幕僚監部は、令和8年4月(4月1日~30日)に警務隊が実施した自衛隊員等の逮捕・送致実績を公表しました。

発表によると、当該期間における身柄付送致は0件であった一方、書類送致は内容非公表の6件を含む計21件で、送致人数は19人でした。

罪種別の内訳では、刑法犯の書類送致が20件(18人)で、そのうち傷害が6件(6人)、窃盗犯4件(1人によるもの)、わいせつが3件(3人)、暴行が2件(2人)、不同意性交等が2件(2人)などとなっています。また、特別法犯の書類送致は1件(1人)でした。

あわせて公開された資料「個別公表していない警務隊による書類送致一覧」には、15件の詳細が記載されています。このうち、所属や隊員の詳細が判明している主な事例は以下の通りです。

  • 4月3日:第131地区警務隊が、中部方面特科連隊(兵庫県姫路市)所属の10代の陸士を傷害容疑で書類送致
  • 4月7日:第134地区警務隊が、第4後方支援連隊(福岡県春日市など)所属の30代の陸士を窃盗容疑で書類送致
  • 4月9日:第120地区警務隊が、第28普通科連隊(北海道函館市)所属の20代の陸士を銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で書類送致
  • 4月10日:第120地区警務隊が、第120教育大隊(北海道札幌市真駒内)所属の20代の陸士を傷害容疑で書類送致
  • 4月10日:第126地区警務隊が、第12普通科連隊(鹿児島県霧島市国分)所属の30代の陸曹を傷害容疑で書類送致
  • 4月13日:第131地区警務隊が、中部方面混成団(滋賀県大津市)所属の40代の陸曹を傷害容疑で書類送致
  • 4月13日:第134地区警務隊が、第2特科団(大分県由布市湯布院町)所属の30代の陸曹を暴行容疑で書類送致
  • 4月14日:第127地区警務隊が、第4高射特科群(北海道名寄市)所属の10代の陸士を傷害容疑で書類送致
  • 4月14日:第127地区警務隊が、東部方面後方支援隊(千葉県千葉市下志津)所属の20代の陸曹を傷害容疑で書類送致
  • 4月14日:第131地区警務隊が、第4高射特科群(北海道名寄市)所属の10代の陸士を暴行容疑で書類送致
  • 4月15日:第134地区警務隊が、水陸機動団(長崎県佐世保市相浦)所属の20代の陸曹を器物損壊容疑で書類送致
  • 4月17日:第120地区警務隊が、第12施設群(北海道岩見沢市)所属の20代の陸士2名を建造物侵入容疑で書類送致

なお、一覧のうち3件(4月13日、4月16日の2件)については所属が「不詳」とされており、これらは捜査を行ったものの被疑者を特定できず、時効に伴い検察庁へ書類送致されたものであると説明されています。

カテゴリー
暴行・傷害・銃刀法窃盗・強盗性的事案自衛隊不法侵入・器物損壊
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