福岡県議会の議員が議長に就任する前、自由民主党の会派幹部から多額の現金を要求されて渡したと証言している問題について、福岡県福岡市の高島宗一郎市長は7日、朝日新聞の取材に対し、これまでの問題をすべて明らかにして生まれ変わってほしいという旨を語りました。
この問題は、福岡県議会で議長と副議長を務めた経歴を持つ県議2人が、就任前に自民党県議団の幹部からの要求に応じる形で、多額の現金を支払ったと証言しているものです。
一方で、金銭を要求したと指摘されている中尾正幸副議長は、事実無根であると反論しています。
また、福岡県議会の蔵内勇夫議長は8日、取材に応じ、県議らが証言している金銭のやりとりについて、自身が議長に就任する際には一切なかったと否定しました。蔵内勇夫議長は、2001年と2025年の2度にわたり議長選挙に立候補した際にも金銭の話は一切なかったとした上で、そのような場にそうした話が持ち込まれること自体が心外であると述べています。
さらに、蔵内勇夫議長は、県議会のすべての議員を対象として、弁護士を交えた聞き取り調査を実施するよう議会事務局に指示したことを明らかにしました。
福岡県議会の元副議長がSNSで現金授受の事実を認め反省を投稿
2020年に福岡県議会の正副議長を務めた県議2人が、就任前に自由民主党福岡県議団の幹部からの求めに応じて計約2750万円を支払ったとされる告発問題で、元副議長である江藤秀之福岡県議(自由民主党福岡県議団、6期)が2026年7月9日、自身のSNSに現金の授受があらためて事実であるとする内容を投稿しました。
江藤県議は投稿の中で「長年の慣例として金銭の支払いを行った」と説明した上で、「当時の認識の甘さを深く反省している」と記述しています。



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