岡山県高梁市は2026年7月9日、市土木部に所属する職員の河原知之被告(52歳)が、地権者から現金など約9万円を受領したほか、市が1億円余りを支払うとする補償契約書などを偽造したとして、加重収賄や有印公文書偽造などの罪で2026年7月3日付で在宅起訴されたと発表しました。
高梁市や起訴状によりますと、河原被告は2023年9月から約2年間の間に、高梁市内に建物を所有する地権者から「排水路などの不具合で損害を被った」として補償を求める要望を繰り返し受けていました。その際、市が実際には補償金の支払いを決定していないにもかかわらず、1億200万円を支払うとする市長名義の補償契約書などを偽造し、交付した謝礼などとして現金と商品券あわせて約9万円分を受け取ったとされています。
高梁市は起訴の報告を受け、2026年7月8日付で河原被告を起訴休職処分としました。河原被告は「弁護士と相談する」としており、認否を明らかにしていないということです。石田芳生市長は「服務規律の徹底を図り、再発防止に全力で取り組む」とコメントしています。
また、河原被告に現金などを渡したとされる地権者は、岡山県総社市に居住する無職の79歳の男で、契約書を交付させようと河原被告に対して名誉を傷つけると脅迫したなどとして、贈賄と職務強要の罪で在宅起訴されています。



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