沖縄県警が今年3月、沖縄県石垣市の市議会議員である60歳の後上里厚司氏を、動物愛護法違反の容疑で書類送検していたことが明らかになりました。この事案は、6日に開かれた沖縄県議会土木環境委員会において、県警が報告した4件の事案のうちの1件です。後上里市議は琉球新報の取材に対し、闘鶏は豊年祭でも実施されてきた絶やしてはならない文化であるとし、警察が捜査を行った理由が分からない旨を述べています。
後上里市議の説明によりますと、今年2月に県警による家宅捜索を受け、翌3月に書類送検されたとのことです。闘鶏については、幼少期から非常に多くの回数を行ってきた経験があり、隠れて実施していたわけではないと言及しました。一方で、ここ2、3年については自身は闘鶏を行っておらず、自宅を闘鶏の場所として提供していたのみであると説明しています。練習試合として週に1回程度実施されており、2月の家宅捜索の際にも友人4人が練習試合を行っていたとしています。
また、飼育している鶏のくちばしを切断している事実を認めた上で、けがを防止するためであり、闘鶏目的だけでなく養鶏場の鶏でも行われている処置であると話しました。県警は、闘鶏を目的としてくちばしを切断した行為などが動物虐待に該当すると判断したものとみられます。
なお、SNS上などで死んだ鶏を敷地内に埋めているといった内容の発信がなされていることについて、後上里市議は事実無根であると強調しています。
沖縄県自然保護課によりますと、闘鶏そのものを直接禁止する法律は存在しないものの、闘わせることを前提としてくちばしを切断したり、負傷の恐れがある行為を行ったりした場合は動物虐待とみなされ、動物愛護法に抵触する可能性があるということです。



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