沖縄で闘鶏 動物愛護法違反などの疑いで市議会議員や公務員ら11人を書類送検

沖縄県の本島中部および石垣市内で行われた闘鶏(タウチー)をめぐり、30代から70代の男11人が動物愛護法違反などの疑いで書類送検されました。

警察の調べによりますと、沖縄県沖縄市やうるま市、石垣市などで2025年7月から2026年1月にかけて、鶏同士を闘わせて負傷させる恐れのある行為をしたなどとして、沖縄本島に居住する30代から70代の男9人が動物愛護法違反の疑いを持たれています。

また、59歳の公務員の男は2026年1月に闘鶏の場所を提供した動物愛護法違反幇助の疑い、48歳の自営業の男は2025年2月から3月にかけて沖縄県うるま市の牛舎に賭博場を開設し賭け金の一部を徴収した疑いがそれぞれ持たれています。

さらに、沖縄県警が2026年3月に動物愛護法違反の容疑で書類送検した人物のなかに、後上里厚司石垣市議会議員(60歳)が含まれていたことが判明しました。後上里市議は、2026年2月に自宅の家宅捜索を受け、翌月に書類送検されたことを明かしています。本人は取材に対し、ここ2、3年は自身で闘鶏を行っておらず週1回ほど練習試合のために場所を貸していたのみと説明した上で、鶏のくちばしを切った点については負傷防止目的であり、死んだ鶏を敷地内に埋めているというSNS上の情報は事実無根であると主張しています。

沖縄県警は一般からの通報をもとに捜査を行い、関係者への聴取などから容疑を特定して、2026年3月から5月にかけて計11人を書類送検しました。調べに対し、11人はいずれも容疑を認めているということです。

沖縄県議会の土木環境委員会において、県警や県環境部は2026年6月までに闘鶏をめぐる事件を計4件摘発したと報告しました。沖縄県自然保護課は、闘鶏そのものを直接禁止する法律はないものの、闘わせる前提でのくちばしの切除や負傷の恐れがある行為は動物愛護法の動物虐待に抵触する恐れがあるとの見解を示しています。また、2026年2月には県と警察などが合同で初の立ち入り調査を実施し、飼育者への適正管理の指導を行ったほか、実態把握のための苦情・相談の集計も進められています。

地方議員所属不明その他犯罪
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