埼玉県さいたま市教育委員会は2026年7月9日、2025年4月1日から2026年3月31日までの期間における教職員による体罰や暴言などの不適切な指導の発生状況を公表しました。
発表された資料によりますと、体罰に関する報告は中学校の教職員1人(前年度比で3人減、小学校0人、特別支援学校0人、高等・中等教育学校0人)でした。主な内容として「胸ぐらをつかんだ」行為が確認されており、1人に対して戒告の懲戒処分が行われました。
一方、暴言などの不適切な指導に関する報告は59人(前年度比で5人減)でした。内訳は、小学校が29人(8人減)、中学校が29人(3人増)、特別支援学校が0人(増減なし)、高等・中等教育学校が1人(増減なし)となっています。主な事例として、感情に任せた叱責、児童生徒の安全確保に必要な配慮を欠いた状態での指導、体調への配慮に欠けた発言、教育的配慮に欠けた指導などが挙げられています。これに対し、4人に訓告などの処分が行われました。
さいたま市教育委員会による処分等には、免職、停職、減給、戒告の「懲戒処分」と、文書訓告、口頭注意、厳重注意の「訓告等」があります。これらの処分等に至らない事案については、学校長から対象の教職員へ厳重な注意や指導が行われているとのことです。
なお、これらの発生状況は、教育委員会や学校への電話などによる相談・情報提供、および「体罰・暴言等不適切な指導等に関する相談票」の提出を通じて把握されたものとしています。

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