兵庫県加古川市は10日、同市野口町長砂にある市立野口公民館において、市内の小学4年生の女児3人が乗ったエレベーターが停止し、約1時間にわたり閉じ込められる事案が発生したと発表しました。3人にけがはなく、健康状態にも問題が認められなかったため、それぞれの保護者とともに帰宅したとのことです。
加古川市によりますと、同日午後4時30分ごろ、3人が1階から2階へ移動するためにエレベーターに搭乗したところ、扉が閉まった直後に機体が動かなくなりました。3人が車内の緊急通報ボタンを押して公民館の担当者や保守業者に連絡を入れ、その後、現場に駆け付けた保守業者が午後5時25分ごろに3人を救出したということです。また、同公民館からの119番通報を受けて出動した救急隊員が、経過観察として3人の健康状態の確認を行いました。
この公民館は鉄筋コンクリート造の2階建てで、施設の長寿命化や利便性の向上を目的とした1年余りの大規模改修工事を経て、今年1月にリニューアルオープンしたばかりでした。トラブルの起きたエレベーターは新設されたもので、保守業者が毎月点検を実施しており、6月2日に行われた直近の点検でも異常は確認されていなかったとのことです。
加古川市は、安全の確認が取れるまでの間、同公民館のエレベーターの使用を中止し、稼働が停止した原因についての調査を進める方針です。


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