みんなで大家さん疑惑の成田市議2人が政倫審を再び欠席 議長への報告に向け次回方針決定へ

不動産投資商品「みんなで大家さん」の配当支払い遅延問題に絡み、事業者側と事業契約を結んだ疑惑がもたれている千葉県成田市の市議会議員2名に関する、市議会政治倫理審査会の4回目の会合が開催されました。

2026年7月9日に行われた審査会では、審査対象である上田信博市議と鬼澤雅弘市議に対し、改めて出席が要請されていましたが、両市議ともに「諸事情」を理由に欠席しました。議会事務局が詳細な理由を確認したところ、上田市議は「それ以上でも以下でもない」、鬼澤市議は「体調が優れない」と回答したとのことです。

前回の会合で両市議から書面による意見陳述が行われたことを受け、今回の審査を請求した議員側は新たな書面を提出しました。その中では、2人の主張について「市民の疑問に対する具体的な説明とは必ずしも言えない」との指摘がなされています。また、審査会の委員からは、対象議員が出席せず書面での対応に終始している状況を重く受け止めるべきだという意見や、これまでの経緯および市民からの信頼回復の観点から総合的に判断すべきであるといった意見が上がりました。

政治倫理審査会は、次回の会合で議長へ提出する報告の方向性を固める方針をとっており、対象となっている2名の市議から直接の釈明を聴取しないまま、審査の手続きを終える見通しです。

成田市議会政治倫理審査会の宇都宮高明委員長は、「審査会としての結論を導くため、様々な意見を直接聴取したいと考えて機会を設けた。それが7月6日の前回であり、まだ間に合うと考え対面での場として設定したのが7月10日だった。それでも欠席するという判断を2人が下したことについて、12人の委員がどのように捉えるかという点にかかっている」と述べています。

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