山梨県の民間車検場社長らみなし公務員の親子 不正車検で逮捕

山梨県甲斐市の民間車検場「東洋モータース」の社長とその親子2人が、法律で必要な検査を行わずに虚偽の証明書を作成し、車検を通した疑いで逮捕・送検された。

逮捕は2025年12月4日で、対象となったのは持ち込まれたオートバイ1台。調べによると、2人は相場より安い料金で車検を請け負い、目視のみの完成検査で手間を省き、数をこなして利益を得るため不正車検を繰り返していたとみられる。東洋モータースは国指定の車検代行業者で、社長らはみなし公務員にあたる。警察は余罪も含め捜査を進めている。

【解説】なぜ民間なのに「みなし公務員」?

今回逮捕された「東洋モータース」のような民間車検場(指定自動車整備工場)は、本来は国が行うべき「車検(自動車検査)」という公的業務を代行する権限を国から与えられています。

そのため、経営者や検査員は法律(道路運送車両法)に基づき、公務員に準じる立場である「みなし公務員」として扱われます。

職務における不正に対しては、一般的な民間企業よりも厳しい法律(刑法)が適用されるため、今回のような不正車検や書類の偽造は、公務員の汚職・犯罪と同等の非常に重い罪として処罰される対象となります。

カテゴリー
職務不正(賄賂・漏洩など)みなし公務員・団体職員
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