大阪府阪南市で救急車が出動先を誤り到着が4分遅延 搬送された男性が死亡

大阪府南部を管轄する泉州南消防組合は2026年4月13日、阪南市での救急出動において出動先を誤認し、現場への到着が4分遅れたと発表しました。救急搬送された高齢男性は、その3日後に亡くなりました。

消防組合によりますと、4月13日の午後5時41分頃、阪南市内の住宅から「高齢男性が食事中に意識を失った」との通報があり、救急車が出動しました。しかし、午後5時51分に本来の目的地ではない場所へ到着し、そこから移動したため、実際の通報先に到着したのは4分遅れの午後5時55分となりました。

男性は心肺停止の状態で病院へ搬送され、一時は心拍が再開したものの、3日後の4月16日に死亡が確認されました。消防組合は家族に対して経緯の説明と謝罪を行っています。なお、到着の遅れと死亡との因果関係については不明としています。

今回の誤認の原因について組合は、救急隊が本来確認すべき「指令書」の地図や住所ではなく、車載のナビゲーションシステムに頼って走行したためと説明しています。その結果、本来の目的地から直線距離で50メートルほど離れた、川の向こう側に到着してしまったとのことです。

消防組合は再発防止策として、指令書の内容を厳守して現場へ向かうよう、全署員に対して改めて周知を徹底するとしています。

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消防懲戒・不祥事
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