佐賀県嬉野市議会の川内聖二議員(61)が、知人の男性を叩くなどした傷害の疑いで書類送検されていたことが、2026年5月12日までの関係者への取材で判明しました。
市議会事務局によりますと、川内議員は5月11日に開催された臨時の全員協議会において、今年2月に市内の飲食店で50代の知人男性の頬を叩いた事実を報告しました。被害に遭った男性側は、佐賀県警に被害届を提出していたということです。川内議員は協議会の場で「ご迷惑をかけます」と述べて謝罪しました。
川内議員は取材に対し、相手に手を出したことを認めた上で「今後は検察からの調査要請があれば応じる」と説明しています。これに対し、嬉野市議会の田中政司議長は「あってはならないこと」とした上で、議会としての今後の対応については検察の判断や他の議員の意見を踏まえて検討する考えを示しました。
一方、被害に遭った男性は、2月に発生した事案に対して議会がこの時期に対応したことについて、不満を漏らしているということです。
傷害容疑で書類送検の佐賀県嬉野市議が議会運営委員長を辞任
知人男性の顔を叩くなどしたとして傷害の疑いで書類送検された、佐賀県嬉野市議会の川内聖二議員(61、4期)が2026年5月19日、議会運営委員会の委員長と委員の職を辞任しました。
関係者によりますと、川内議員は2026年2月に嬉野市内の飲食店で、50代の知人男性の頬を叩いたとされており、被害届を受けた佐賀県警が書類送検していました。
川内議員は佐賀新聞の取材に対し、「多方面へ迷惑をかけたため辞任を決意した」と説明しています。自身の議員進退については、まだ検察による処分が確定していない段階であるため、今後改めて検討していく意向を示しました。
川内議員は2026年2月から議会運営委員長を務めていましたが、本人から辞任の申し出があり、19日に開催された臨時の議会運営委員会で承認されました。なお、後任の委員長については、5月29日に開会が予定されている定例市議会で決定される方針です。
嬉野市議会議員への辞職勧告決議案を一部議員が提案へ 傷害の疑いで書類送検ののち不起訴
2026年2月、飲食店で知人のほほをたたいたとして傷害の疑いで書類送検され、その後に不起訴処分となった市議会議員に対し、佐賀県嬉野市議会の一部議員が「市民からの信用を著しく失墜させた」などとして辞職勧告決議案を提案する方針であることが関係者への取材で分かりました。
傷害の疑いで書類送検されていたのは、嬉野市議会の川内聖二議員です。川内議員は2月下旬ごろ、市内の飲食店で知人と口論になり、ほほをたたいたとされています。検察は今月、不起訴処分としました。不起訴の理由について、検察は「事案の内容など諸般の事情を考慮した」と説明しています。
一方、市議会の定数16人のうち、7人の議員が連名で、川内議員に対する辞職勧告決議案を6月19日に提案する方針であることが関係者への取材で判明しました。決議案の中では「市民からの信用を著しく失墜させ、また、嬉野市議会の名誉と品位を著しく損なわせることになった」などと記述されています。
嬉野市議会の6月定例会は19日に最終日を迎えるため、同日にこの決議案の審議と採決が行われる予定です。
佐賀県嬉野市議会が知人への傷害容疑で書類送検された川内聖二議員への辞職勧告決議を賛成多数で可決
佐賀県の嬉野市議会(定数16)は19日、知人の顔をはたいたとして2月に傷害容疑で書類送検され、その後に不起訴処分となった川内聖二議員(61・4期)に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決しました。この勧告に法的拘束力はなく、川内議員は取材に対し、結果を重く受け止めた上で今後の対応については家族や支持者と相談する意向を示しています。
決議案は7人の議員の連名により提出されたもので、提出の理由として市民からの信頼を失い、議会の名誉と品位を大きく傷つけたためと説明されました。
審議の開始前に川内議員は、同様の事態を再び起こさないよう自らを律し、責任と自覚を持って信頼の回復に努めるとして謝罪しました。
討論では13人の議員が発言し、賛成派の議員からは不起訴という司法の判断とは別に議会としての判断が必要であり、市民の関心も高いという意見が上がりました。一方で、反対派の議員からは辞職を勧告するのは重すぎるという指摘もなされました。採決は当事者である川内議員と議長を除く14人で行われ、賛成10、反対4の賛成多数で可決されました。なお、嬉野市議会において議員への辞職勧告決議が可決されたのは今回が初めてとのことです。



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