福岡県田川市の村上卓哉市長(55)をめぐり、市長秘書を務めていた50代の女性職員がセクシャルハラスメントの被害を訴えていた問題で、事実関係を調べる第三者調査委員会は18日、調査結果をまとめた報告書を市側に提出しました。同日午前10時すぎに安藤正之副市長が報告書を受け取っています。
この問題は2025年2月に週刊誌の報道で明らかになったものです。村上市長は同月に記者会見を開き、女性と約1年間にわたり不倫関係にあったことを認めて謝罪しました。全国市長会などの出張の際に女性を随行させ、宿泊先のホテルの自室に招いたことについて「軽率で不適切な行動だった」と述べる一方、セクハラ行為については文書で否定し、法廷の場で明らかにする意向を示していました。
これに対し、女性側は2025年3月に会見を行い、上司と部下という圧倒的な上下関係から拒めない「強いられた同意」による交際であり、不倫ではなくセクハラであると主張して意見が対立していました。
今回公表された第三者委員会の報告書では、村上市長が公用車内で手を握った行為、キスや体を触る行為、その後の継続的な性交渉など計4点の行為について「セクシャルハラスメントに該当すると判断せざるを得ない」と結論づけました。理由として、市長と秘書という職務上の大きな力関係の差があり、女性が拒否を伝えられるような関係性であったとは認められないことなどを挙げています。
福岡県田川市の村上卓哉市長が女性職員へのセクハラ認定を受け今月末での辞職を表明
福岡県田川市の村上卓哉市長は臨時の記者会見を開き、女性職員に対するセクシャルハラスメント行為が認定されたことを受けて、2026年5月31日付で市長職を辞職する意向を明らかにしました。村上市長は会見の中で、「市民生活への影響を回避するために、このタイミングで辞職することを決断した」と説明しています。
村上市長は2025年2月、公務による出張先で秘書を務める女性職員をホテルの自室へ招き入れるなどした経緯があり、これまでに「不倫関係にあった」として謝罪を行っていました。これに対して女性職員側はセクハラの被害を訴えており、市の第三者調査委員会が2026年5月18日に、公用車の中で手を握った行為やその後の性交渉など、計4件の行為をセクハラであると認定していました。
なお、村上市長は会見において、辞職に伴って実施される出直し市長選挙への立候補の可能性については「現時点では白紙である」と言及しています。
福岡県田川市の村上卓哉市長が女性職員へのセクハラ認定を受け辞職届を提出
福岡県田川市の村上卓哉市長(55)は25日、市の第三者委員会から女性職員に対するセクシャルハラスメント行為があったと認定されたことを受け、市議会の陸田孝則議長へ辞職届を提出しました。村上市長は22日に行った記者会見の席で、一連の事態により市政に混乱をもたらしたとして謝罪し、5月31日付で職を退く意向を表明していました。市議会は近日中に臨時本会議を招集し、この辞職届に同意するかどうかの採決を行う予定です。
村上市長は昨年2月、女性職員との不適切な関係を報じた週刊誌のニュースについて、おおむね事実であると認めて謝罪していました。その後、女性側から行為を強制されたという訴えがあったため、第三者委員会による事実関係の調査が進められていました。同委員会は今月18日、一連の行為の一部がセクシャルハラスメントに該当すると結論付けた報告書を市側に提出しています。
村上市長は市議会議員を務めた後、2023年4月に実施された市長選挙で前市長を破って初当選を果たし、現在は1期目を迎えていました。
福岡県田川市の村上卓哉市長が辞職 市議会が同意し7月に市長選挙へ
福岡県田川市が設置した第三者委員会から女性職員へのセクシャルハラスメントを認定された村上卓哉市長(55)の辞職について、田川市議会は2026年5月29日、臨時の本会議を開きました。2026年5月31日付での辞職への同意をめぐり採決が行われ、全会一致で同意されました。これを受けて市選挙管理委員会は、次の市長選挙の日程を2026年7月5日告示、7月12日投開票とすることを決定しました。
本会議の採決を前に、村上氏は「市政に混乱や停滞を生じさせている。心を痛められたすべての方々に対し、ご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と陳謝しました。
村上氏は2026年5月22日に同月31日付で辞職する意向を表明しており、5月25日に市議会の陸田孝則(りくた たかのり)議長へ辞職届を提出していました。
福岡県田川市の村上卓哉市長が女性職員へのセクハラ認定で5月末に辞職
元秘書の女性職員に対するセクシャルハラスメント行為が認定された、福岡県田川市の村上卓哉市長(55)が、2026年5月31日付で辞職しました。
これに伴い、6月1日付で安藤正之副市長(60)が市長の職務代理者に就任しています。市側の説明によりますと、村上氏には512万円の退職手当が支給される見込みです。この退職手当は通常であれば1024万円ですが、一連の問題が発覚した2025年4月以降、村上氏の給与が50%減額されていたため、その規定が反映されたということです。また、6月下旬には64万円の期末手当も支給される予定です。
村上氏の辞職時期について審議が行われた5月29日の臨時市議会では、第三者委員会が必要性に疑問があると指摘していた、2024年8月の女性職員を随行させた東京出張について「これは旅行だ。市民をばかにしている」などといった厳しい批判が相次ぎました。
さらに議員からは、1350万円にのぼる第三者委員会の調査費用を村上氏に負担させることや、退職金の返納を求める意見も出されました。しかし、村上氏は「責任の取り方として辞職を選択した。退職金の返還は現在のところ考えていない」と述べ、これらの要求を受け入れない姿勢を示しました。
前田川市長の村上卓哉氏が出直し市長選への立候補を表明
福岡県田川市が設置した第三者委員会から女性職員へのセクシャルハラスメントを認定され、5月末に辞職した前市長の村上卓哉氏(55)が11日、記者会見を行いました。村上氏は、7月5日告示、12日投開票の出直し市長選に無所属で立候補することを表明し、今回の問題と自身の3年間にわたる市政運営への審判を仰ぐことが有権者へのけじめになると考えたと説明しました。
村上氏は、セクシャルハラスメントと認定された自身の行動について、辞職によってけじめを付けたと述べました。また、支援者へ謝罪した際に、ここで折れずに立ち上がってほしいという言葉をかけられたと明かしました。
再選された場合のみそぎに関する質問に対しては、一定の区切りにはなるものの、選挙結果だけでみそぎが終わったということにはならず、それ以降の自身の行動が重要になると答えました。
村上氏は田川市出身で福岡大学を卒業し、市議会議員を2期務めた後、2023年4月の市長選で初当選していました。
なお、同市長選挙を巡っては、これまでに元学習塾経営の浦野仁氏(30)、元福岡県議会議員の佐々木允氏(45)、元市長の二場公人氏(69)がいずれも無所属で立候補する意向を示しています。


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