福岡県議会の海外視察報告書に無断転載 外部サイトからの指摘を受け資料を削除 | 公務員ニュース

福岡県議会の海外視察報告書に無断転載 外部サイトからの指摘を受け資料を削除

福岡県議会が公式ホームページ上で公開していた海外視察に関する報告書の資料において、外部のウェブサイトから無断で文章を転載していたことが明らかになりました。外部から複製(コピペ)を行っているのではないかとの指摘を受け、該当する資料はすでに削除されています。

無断転載が確認されたのは、2025年8月20日から24日にかけて実施された県議会議員らによる中国訪問の調査報告書です。この中の添付資料である「国家疾病予防制御局組織概要」と「農業農村部畜牧獣医局組織概要」の2つの説明文が対象となっています。

議会事務局によりますと、「国家疾病予防制御局組織概要」の文章は、ある公益財団法人の理事長が作成しているホームページの内容とほぼ同一の文言が使用されていました。また、「農業農村部畜牧獣医局組織概要」の文章は、国際協力機構(JICA)が作成した報告書とほぼ同じ文言が記載されていたということです。

これらの資料について議会事務局は、議員が作成した報告書の内容を補う目的で、事務局側が出典の明記を怠ったまま作成し、ホームページに掲載したものであると説明しています。事務局側は「無断転載があったことは間違いなく、本当に申し訳ない」と謝罪しています。

経過によりますと、5月29日に報道機関から「内容の複製ではないか」という旨の問い合わせが自民党県議団に対して行われました。これを受け、6月1日に事務局がホームページから該当する資料を削除したということです。

なお、報告書によりますと、この中国訪問には福岡県議会の蔵内勇夫議長をはじめとする県議4人と、議会事務局の職員2人が参加していました。訪問中、県が推進している「ワンヘルス」などの取り組みについて、現地関係者らと交流を図っていたとのことです。

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