高知県高知市立神田小学校において、児童の氏名などを含む約1850人分の個人情報が外部へ漏洩した可能性があることが分かり、6月3日に保護者向けの面談・説明会が開催されました。
学校側によりますと、5月28日に教員が共有のパソコンを使って教材の印刷を試みた際、セキュリティ上の警告を知らせる不審な画面が繰り返し表示されました。近くにいた別の教員が、その画面に記載されていた「サポートセンター」の連絡先へ電話をかけ、相手の指示通りにパソコンを操作したところ、マウスのカーソルが自動で動くなど遠隔操作をされているような状態になったということです。
データの漏洩を懸念した教員が上司へ報告し、学校は教育委員会や警察へ状況を相談しました。該当する共有パソコンには、在校生や保護者、教職員の氏名のほか、卒業生を含む体力テストの結果など、合わせて約1850人分の個人情報が保管されていました。これらのデータは送信などの処理が完了した後に消去する規則になっていましたが、削除されずに残ったままだったとのことです。
高知市立神田小学校の小杉龍司校長は「危機意識が不足していたと考えている。共有スペースにデータを放置していた教員、およびそれを監督できていなかった管理職も含め、学校全体として非常に重い責任を感じている」と陳謝しました。
6月3日に開かれた保護者説明会には約100人の保護者が参加しました。現在のところ、個人情報が不正に利用されるなどの被害は報告されていないということです。
なお、高知市内の公立小学校では5月下旬以降、パソコン画面に不審な警告が表示される類似の事例がほかに3件発生しており、市教育委員会は不審な表示が出ても指定の番号に電話をかけないよう注意を呼びかけています。


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