群馬県の太田市消防本部の救急隊が、80代の男性を搬送する際、受け入れ先として決まっていた病院とは異なる病院へ誤って搬送するミスがあったことがわかりました。
太田市消防本部によりますと、先月22日の午後11時50分ごろ、東部消防署の九合分署救急隊が、自宅で意識不明の状態に陥っていた80代の男性を搬送している途中で、本来の受け入れ先ではない病院に向かったということです。救急隊は病院に到着した時点で誤りに気づき、すぐに本来の受け入れ先である病院へと向かい直しましたが、この搬送先の取り違えによって、到着が約8分遅れました。
搬送された男性は、その後、医師によって死亡が確認されています。搬送先を誤った原因について、太田市消防本部は隊員同士の意思疎通や目的地の確認が不十分であったと説明しています。一方で、搬送先となった病院の医師は、到着の遅れと男性の死亡との間に因果関係はないとの見解を示しています。
太田市消防本部では、今年3月にも妊娠中の20代の女性を病院へ搬送する途中で脱輪事故を起こし、病院への到着が18分遅れた結果、女性が流産する事案が発生しています。



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