【続報あり】中日学園の元理事長を所得税法違反の罪で在宅起訴

架空の修繕費などを取引先に負担させる方法で、所得税約6600万円を脱税したとして、愛知県名古屋市に位置する学校法人の元理事長が在宅起訴されました。

所得税法違反の罪で3日付けで在宅起訴されたのは、中日美容専門学校の運営を担う学校法人中日学園の元理事長である久米健市被告(60)です。

名古屋地検特捜部の発表によると、久米被告は取引先に支払わせた架空の修繕費や水増しした費用などを自身が管理する口座に振り込ませるなどの手法で所得を隠蔽し、2020年からの4年間で合計約6600万円の所得税を免れたとされています。

なお、特捜部は久米被告が起訴内容を認めているかどうかの認否を公表していません。

久米被告は、4年間で総額2億2000万円以上を脱税した疑いで、名古屋国税局から告発を受けていました。

学校法人中日学園の元理事長が初公判で脱税認める 検察側は懲役1年求刑

愛知県の中日美容専門学校を運営する学校法人「中日学園」の元理事長で、60歳の久米健市被告(男)が所得税を脱税した罪に問われた事件の初公判が、9月29日に愛知県の名古屋地裁で開かれました。久米被告は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、久米被告は取引先に支払わせた修繕費などについて、架空のものや水増しした金額を自身の管理口座に振り込ませるなどして所得を隠したとされています。2020年からの4年間で、所得税あわせて約6600万円を脱税した罪に問われています。

9月29日の初公判で、久米被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で、検察側は久米被告が取引先からの請求書や見積書を工作して経理担当者に渡していたことなどを指摘しました。その上で「巧妙かつ大胆な犯行で酌量の余地はない」と主張し、懲役1年、罰金2000万円を求刑しました。

一方、弁護側は反省の態度を示していることや、今後も納税する意欲があることなどを挙げ、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は11月5日に言い渡される予定です。