海老名市の農業者支援補助金で不適切処理 補助対象外の車両購入に支出

神奈川県海老名市は、2025年度に軽トラックなどの車両を買い換える農業者に補助金を交付した事業において、不適切な事務処理があったと発表しました。補助対象外の時期に購入された車両に対して補助金が支出されており、市監査委員による監査で判明しました。市は調査を開始しており、今月に結果を公表するとともに、関係した職員を処分する方針です。

市の説明や監査結果によりますと、市は2025年度、物価高騰下での農業者支援を目的に、車両購入費などの半額(上限200万円)を補助する事業を実施しました。この事業は補助金支出が決まった後に車両を購入する仕組みとなっており、決定前に購入した車両は補助対象外となります。

市監査委員が補助対象の全38件を調べたところ、31件で領収書などの日付が書き換えられた痕跡が見つかり、2024年度に購入した車両も補助対象として処理されていました。不適切な処理の総額は3000万円に上る可能性があります。担当した農政課は「一人でも多く支援したかった」「断り切れなかった」などを理由として挙げているとのことです。

内野優市長は「市民の信頼を著しく損なうものと重く受け止め、おわびする。責任の明確化と再発防止に取り組む」とコメントしています。

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