福島県郡山市のビッグアイ管理組合で事務局長が約3700万円を横領

福島県郡山市にある複合ビル「ビッグアイ」の管理組合において、事務局長を務める60代の男性が、長年にわたり組合の資金を横領していたことが明らかになりました。

組合の発表によると、この男性は2004年頃に事務局次長だった時代から、上司の不在時を狙って金庫の鍵を無断で持ち出すなどの方法で資金を引き出していました。さらに、2025年4月に事務局長へ昇格した後は、決算の権限を1人で独占して不正を継続しており、横領の期間は20年以上に及んでいます。これまでに引き出された金額は、合わせて3755万円に上るとみられています。

不正は2026年5月中旬、事務局次長が通帳の原本を提示するよう求めた際、男性が使途不明金の存在を認めたことで発覚しました。男性は毎月1回、5万円から20万円ほどの金額を着服しており、組合の調査に対して事実を認め、自宅を売却して弁償する意向を示しているということです。引き出した資金は、自身が所有するアパートの補修費用や、パチンコ代をはじめとする遊興費などに充てられていたとみられます。

組合は管理体制が形骸化し、監査が機能していなかったことが長期にわたる不正を招いた原因としており、今後は監査体制を強めるなどして再発の防止に努める方針です。なお、男性は6月5日付で懲戒免職処分となっており、組合は業務上横領の疑いで警察への刑事告訴を検討しています。

カテゴリー
詐欺・横領みなし公務員・団体職員懲戒処分など
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