大阪府八尾市は12日、環境部の副主査を務める60歳の男性職員について、四国への鉄道旅行の際に不正乗車を行ったほか、偽造された身体障害者手帳2冊を所持していたとして、停職6カ月の懲戒処分を行ったと発表しました。この職員は同日付で依願退職しています。
八尾市によりますと、職員は休日であった5月9日、四国を訪れるために大阪府八尾市内の駅からJRの在来線に乗車しました。職員はあらかじめ降車する駅とその隣の駅との間の1区間分にあたる切符を購入しており、当日に降車駅の改札口でその切符を使用しようとしました。しかし、乗車していた列車がその隣の駅には停車しない編成であったことから、不審に思った駅員が呼び止めたことで事態が発覚しました。その後、手荷物の確認が行われた際に偽造された障害者手帳2冊が見つかり、JR側が警察へ通報したとのことです。なお、職員は割り増し分の運賃を支払いました。
偽造されていた2冊の障害者手帳は、いずれも異なる架空の人物の名前が記載されており、顔写真の部分のみが職員本人のものになっていたということです。八尾市の調査に対して職員は、不正乗車について今後の生活に不安があったという趣旨の説明をしています。また、障害者手帳については家族が所有しているものを模倣して作成したと明かし、テーマパークで優先的に入場できると考えて作ったものの、実際には使用していないと話しているとのことです。
八尾市は、市民からの信頼を損ねる行為であり大変遺憾であるとした上で、信頼の回復に向けて取り組むとのコメントを出しました。


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