広島県広島市中区の平和記念公園にある原爆供養塔に安置されている原爆死没者名簿について、広島市は37人分の氏名や年齢などの記述を修正・追記し、2026年6月15日までに公式ウェブサイト上で公表しました。
今回の修正は、氏名などが判明していながら遺族が分かっていない813柱を対象に、広島市が2026年3月に実施した骨つぼの総点検の際、遺骨が入っていた封筒などの確認作業を通じて記載の誤りなどが見つかったことによるものです。
この総点検は、2025年12月に原爆供養塔に保管されていた遺髪と遺族のミトコンドリアDNA鑑定を行った結果、血縁関係の証明が可能であると確認されたことを受けて行われました。点検の結果、813柱のうち52柱について遺髪の存在が確認されました。
広島市は今後、遺髪がある柱について、名簿の記載などから遺族と推測できる方から申し出があり、かつ母系の親族が健在な場合などにDNA鑑定を行う方針です。
なお、今回の調査結果を反映した納骨名簿は、2026年7月に全国の自治体などへ発送され、遺族に関する情報の提供を呼びかける予定となっています。


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