大阪府大東市が発注する市営住宅の施設修繕業務などの業者選定において、便宜を図った見返りに物品を受け取ったとして、大阪府警捜査2課は16日、収賄の疑いで大東市市営住宅管理課主査の佐野公彦容疑者(48)=大阪府大東市御領1丁目=を逮捕しました。また府警は同日、贈賄の疑いで土木建築会社「エム・エヌコーポレーション」代表取締役の新田将生容疑者(35)=大阪府大東市諸福5丁目=を逮捕しました。府警は2人の認否を明らかにしていません。
佐野容疑者の逮捕容疑は、市営住宅管理課に配属された2024年4月以降、市が随意契約で発注する市営住宅の修繕業務などの選定で新田容疑者の会社を選ぶよう便宜を図り、その見返りとして2025年12月20日から21日にかけて複数回にわたり、新田容疑者から冷蔵庫や電子レンジ、折りたたみ自転車など5点(販売価格計約17万円)を受け取った疑いです。
エム・エヌコーポレーションは2024年以降、同課から約30万〜60万円の修繕業務などを数十件受注していたとのことで、府警は佐野容疑者が受け取った物品を自ら使用していたとみて調べています。
この事態を受け、大東市の逢坂伸子市長は16日夜にコメントを発表し、「市政への信頼を大きく損なう重大な事態で、心より深くおわびする。捜査に全面的に協力していく。詳細が判明し次第、厳正に対処するとともに、原因を十分に検証し、再発防止に向けた必要な対策を講じる」と表明しました。

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