和歌山県白浜町の黒田武士町議(49、2期目)が町税などを滞納していた問題で、町議会は政治倫理審査会を設置し、2026年6月16日に初回の審査会を開催しました。次回の審査会は6月29日に開かれる予定です。
町議会事務局によりますと、白浜町から調査を要請する請求書が5月20日付で議会へ提出されたということです。6月16日の審査会には、議長によって選任された委員の町議6人が出席し、今後の審査を原則として公開で行うことなどが確認されました。
黒田町議は取材に対し、2025年度の町県民税と国民健康保険税の一部、合わせて約130万円を滞納していたことを明かしました。なお、この滞納金は5月下旬に延滞金も含めて全額納付されたということです。黒田町議は「町民の皆様に不信感を与える行為はあってはならず、申し訳なく思っている。政治倫理審査会の場でしっかりと説明を行いたい」と説明しています。
黒田町議の経歴としては、2022年3月に初当選を果たしたものの、任期途中であった昨年7月に「一身上の都合」を理由として1度辞職していました。その後、今年3月に実施された町議選で再び当選しています。
今回の審査の根拠となる政治倫理審査会は、今年3月に施行された「白浜町議会議員政治倫理条例」に基づき設置されました。この条例では、町議に対して「品位と名誉を損なうような一切の行為」を慎むよう定めており、町税などを誠実に納付することも遵守すべき倫理基準に含まれています。



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