広島県警の管理官による事件で県警担当者が被害女性2人の氏名記載文書を被告に手渡し

JR山陽本線の電車内で10代の女性2人の体を触ったとして、広島県の迷惑防止条例違反の罪で起訴された広島県警察本部の職員に対し、県警の担当者が女性らの氏名が記載された文書を渡していたことが、警察関係者への取材で分かりました。

県の迷惑防止条例違反の罪で起訴されているのは、広島県警察本部科学捜査研究所の50代の男性管理官です。男性管理官は、去年4月にJR山陽本線の電車内で10代の女性2人の体を触ったとされています。現在、広島地方裁判所で審理が行われていますが、男性管理官は起訴内容を否認し、無罪を主張しています。

警察関係者への取材によりますと、去年8月に県警の担当者が留置所で男性管理官と面会した際、女性2人の氏名が記された文書を渡していたということです。男性管理官の弁護士がこの件に気付き、裁判所側に伝えました。

その後、女性2人はともに体調不良を訴えており、このうち1人は裁判での証言が困難な状態にあるとして、審理のスケジュールに影響が出ているということです。

県警は該当の文書を回収するとともに、女性2人に状況を報告し、謝罪の意向を伝えたとしています。

広島県警察本部監察官室は「情報を漏えいしたことは承知しているが、公判の影響や個人情報の保護の観点から、コメントは差し控える」と説明しています。

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警察その他不祥事
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