香川県は19日、高松市西宝町にある県の児童相談所「県子ども女性相談センター」に勤務する職員が、施設を訪れていた10歳代の子どもに対して平手でたたく暴力を振るっていたことを明らかにしました。香川県内の児童相談所職員が子どもへ虐待を行ったケースは今回が初めてとのことで、県は「本来子どもを守るべきだ」として謝罪し、事案を虐待と認定しました。今後は職員の処分や刑事告発を慎重に検討するとしています。なお、プライバシー保護の観点から子どもの詳細な年齢や性別は非公表とされており、暴力を振るった職員の氏名や年齢も公表されていません。
発表や調査の結果によると、5月27日の午後6時40分頃、当該職員が子どもの行動を注意していた際、子どもの頭頂部と左太ももをそれぞれ1回ずつ平手でたたいたということです。この行為による子どものけがはありませんでした。同席していた他の職員などからの相談を受けてセンターや県が調査を進めたところ、暴力を振るった職員は当初、「強く注意しただけで、暴力は振るっていない」と否定していましたが、その後に事実を認めて「強く当ててしまったかもしれない」と話し、謝罪の意向を示したとのことです。
センターは6月1日付で、この職員を子どもと直接関わらない部署へ異動させ、直接支援する業務から外しています。香川県は調査の結果、今回の事案以外に子どもへの暴行や暴言といった虐待行為は確認されなかったとしており、今後は職員研修などを実施して再発防止に努める方針です。

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