医業停止の処分を受けていたにもかかわらず、大阪府内の医療施設などで診察などの医療行為を行ったとして、医師の男が2026年6月24日に逮捕されました。
医師法違反の疑いで逮捕されたのは、医師の平田桂資容疑者(39)です。警察の発表によりますと、平田容疑者は医業停止処分中であった2025年12月から2026年2月までの期間、大阪府内にある医療施設など3か所において、患者95人に対して延べ181回にわたり、診察や薬の処方といった医療行為を行った疑いがもたれています。
厚生労働省によりますと、平田容疑者は2025年12月に窃盗と麻薬取締法違反を理由として3か月間の医業停止処分を受けていましたが、勤務先の施設には自身への処分内容を伝えていなかったということです。
現時点で患者への健康被害などは確認されておらず、平田容疑者は警察の調べに対して容疑を認めているということです。
退職した大阪の病院に侵入し電子カルテへ不正アクセスした疑い 医業停止中に診察した元医師を再逮捕
医業停止処分中に医療行為を行ったとして逮捕・起訴されていた元医師の男が、以前勤務していた病院に侵入し、患者の個人情報が登録された電子カルテシステムに不正アクセスしたとして再逮捕されました。
不正アクセス禁止法違反と建造物侵入の疑いで再逮捕されたのは、和歌山県和歌山市今福に住む無職で元医師の平田桂資容疑者(39)です。
警察の発表によりますと、平田容疑者は2026年3月9日付で大阪府泉佐野市内の病院を退職しましたが、その後、施錠されていた同病院に何らかの方法で侵入。3月15日午前と3月19日午前の2回にわたり、院内のパソコンから患者の個人情報やカルテが保存されたシステムに不正アクセスした疑いが持たれています。
当時、侵入した平田容疑者に気づいた病院スタッフが「許可なく来ないように」と警告したものの、その後も侵入を繰り返したため、病院側が警察に相談していました。現時点で患者情報のコピーや外部への流出は確認されていないということです。
警察の調べに対し、平田容疑者は容疑を認めたうえで、目的について「退職した病院の患者の状態がその後どうなっているのか気になった」などと供述しているということです。
平田容疑者は、過去の窃盗と麻薬取締法違反により厚生労働省から3か月間の医業停止処分を受けていました。しかし、処分期間中であった2025年12月から2026年3月までの間に、大阪府と和歌山県の病院3か所で計95人の患者に対してのべ181回の診察行為を行ったとして、2026年6月に医師法違反の疑いで逮捕・起訴されていました。
勤務先の介護医療院に向精神薬8500錠を不正発注させたとして39歳の男を再逮捕
大阪府警は4日、勤務していた介護医療院に無断で向精神薬を発注して支払わせ、損害を与えたとして、和歌山市の無職で39歳の男を背任の疑いで再逮捕し、発表しました。なお、男は医師法違反(医業停止中の医業)の罪などで起訴されています。
警察によると、容疑者は「自分が服用する目的だった」と話し、容疑を認めているということです。
逮捕容疑は、常勤の内科医として勤務していた大阪府泉佐野市の介護医療院において、2024年5月から2026年1月までの間、ご自身で使用するなどの目的で33回にわたり向精神薬計8500錠を発注して納品させ、代金計5万9674円を支払わせたという内容です。
当時、男はこの介護医療院で唯一の常勤医であり、医薬品の発注業務を担当していました。患者へ処方する医薬品を注文する際、ご自身で使用する向精神薬を混ぜて発注していたとされています。発注された8500錠はすべて「第三種向精神薬」であり、医療機関における在庫管理の義務はないとされています。
一方で、男は別の医療機関で受診して向精神薬の処方を受けており、自ら発注していたものと同種とみられます。「ストレス解消のために飲んでいた」と説明しており、警察は処方を受けていながらさらに多くの薬を発注していた経緯について詳しく調べています。
男は2026年3月9日に同介護医療院を退職しました。その後、3月17日に介護医療院から「退職した医師が管理していた医薬品の紛失が明らかになった」と警察へ相談がありました。
また、男は3月15日にこの介護医療院へ侵入し、電子カルテシステムへ不正に接続したなどとして、建造物侵入と不正アクセス禁止法違反の疑いでも逮捕、起訴されています。



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