東京大学は2026年7月10日、同大学の教授らが理事を務める一般財団法人「総合研究奨励会」の元男性役員が、約10年間にわたり計約9千万円を不正に流用していたと発表しました。この男性役員は2026年7月9日付で解任されています。研究奨励会は業務上横領などの疑いで、男性の刑事告訴を検討しているとのことです。
東京都にある東京大学などによりますと、研究奨励会は東大工学系研究科の教員らが研究を行うための法人設立業務などを受託しています。当時、業務執行理事で事務局長を兼任していた男性は、2016年度から2025年度にかけて、これらの業務を再委託するという名目で、計約9千万円を120回以上に分割し、自身が代表理事を務める一般社団法人の口座へ送金していました。
この一般社団法人は研究奨励会と同一の住所に登記されており、再委託された業務の実態はなかったということです。


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