秋田県能代市にある二ツ井町商工会の50代の職員が、商工会などの預金を不正に引き出し、約1775万円を流用していたことが20日、明らかになりました。
不正な会計処理を行っていたのは、2026年3月まで二ツ井町商工会に勤務していた50代の職員です。2018年度から8年間にわたり、会計管理を担当しながら、商工会と会計事務を委託されている外部団体の合計6つの会計から、積立金などを通帳から不正に出し入れして着服していました。
職員は発覚を免れるため、使っては戻す行為や架空の費用の計上を数百回にわたって繰り返し、流用した資金を子どもの教育資金などに充てていたと話しています。
2026年4月に当該職員が秋田県内の別の商工会へ異動した際、後任の会計担当者が帳簿と残高の不一致に気づいたことで不正が発覚しました。調査の結果、579万円の不足金が生じていることが確認されました。
職員は停職1カ月の懲戒処分を受けた後に依願退職しました。なお、不足金については19日までに全額が弁済されています。
二ツ井町商工会は20日、能代市内で会見を開いて謝罪し、複数人による確認作業の徹底などで再発防止に努めるほか、元職員に対する刑事告訴の可否について関係団体や弁護士と協議して判断するとしています。


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