岐阜県下呂市は、訪問リハビリテーション事業において不適正な事務処理や書類の捏造を行ったとして、職員に対する懲戒処分を発表しました。
処分を受けたのは、健康医療部小坂診療所の主任技術主査(理学療法士)を務める57歳の男性職員です。この職員は、2021年10月から2026年6月までの間、小坂介護医療院で実施された訪問リハビリテーション事業において、医師の指示書がない状態でサービスを提供していました。さらに、岐阜県による運営指導での指摘を免れるため、過去の指示書を複写して捏造したほか、契約書やリハビリ計画などの各種書類を不備のまま放置していました。
これらの行為により、期間中に訪問リハビリを利用した32名のうち30名に関する介護報酬および利用者自己負担分(自主調査では総額13,552,322円)が不正な請求であったと考えられています。
下呂市は2026年8月20日付けで、この職員を停職(6ヶ月)の懲戒処分としました。なお、職員は同日付けで退職しています。また、管理監督責任として健康医療部長1名、小坂診療所長1名、管理課長1名、過年度管理課長2名の計5名に対し、指導監督不適正として訓告の措置が行われました。



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