落選の元和歌山市長 供託金100万円を地裁が差し押さえ

9日に投開票された和歌山市長選挙に立候補して落選した元職の旅田卓宗氏(81)が、和歌山地方裁判所から供託金100万円の差し押さえ命令を受けていたことがわかりました。命令は10日付です。

旅田氏は1986年に市長に初当選し、2002年の市長選で落選した後、市長時代の事業で和歌山市に損失を与えたとして民事訴訟を起こされました。2007年に賠償金約2億5450万円の支払いを命じる判決が確定しており、これまでに支払った額を差し引いた現在の市の債権は約2億3520万円となっています。

市長選で旅田氏は1万4039票を獲得し、供託金没収となる法定得票数(有効投票数の10%未満)を超えていました。しかし、和歌山市は債権の回収に充てるため、供託金の返還差し止めを和歌山地裁に申し立てていました。

旅田氏は、他から借りたお金であるが自身の名義で供託したため差し押さえ対象になったようだと述べ、差し押さえは仕方がないとしつつも全額持っていかれるのが正しいのか確認していると話しているということです。

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