捜査で訪れた住宅から現金を盗み取ったとして、埼玉県警は23日、西入間署刑事課の男性巡査(35)を占有離脱物横領の疑いでさいたま地検に書類送検し、懲戒免職処分としました。
埼玉県警の発表によりますと、男性巡査は2025年2月10日、埼玉県坂戸市にある住宅で、1人暮らしの70歳代の住人女性の検視を行った際、現金20万円を持ち去った疑いが持たれています。現金は女性が亡くなる前に親族から渡されていたもので、1階居間のテーブルの下にあった箱から持ち出されたということです。
2025年2月18日に女性の親族から「20万円が見当たらない」と警察へ相談があり、同署の警察官が宅内を捜索しましたが発見には至りませんでした。その後、男性巡査は休日にあたる同月24日に出勤し、「気になる場所がある」と上司に申し出た上で女性の自宅を再度訪問しました。その際、1階寝室の敷物の下から現金20万円を発見したかのように装って報告していたということです。
敷物の下は事前に別の警察官が捜索していた場所であったことなどから説明に不審な点が浮上し、男性巡査による行為が特定されました。
取り調べに対し男性巡査は「出来心で盗んだ。生活費の足しになればと思った」と話し、容疑を認めているということです。なお埼玉県警は、本件が任意で捜査した事件であるという理由から、男性巡査の氏名を公表していません。



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