【続報あり】桐生新庁舎汚職事件の初公判で群馬県議が起訴内容を否認

群馬県桐生市の新庁舎建設に関連する収賄および入札妨害事件で、あっせん収賄などの罪に問われた群馬県議会議員の相沢崇文被告の初公判が、さいたま地裁で開かれました。相沢被告は起訴内容を否認し、無罪を主張しています。

起訴状などによりますと、相沢被告は2020年8月、新庁舎建設の設計業務の入札に参加した企業側から依頼を受け、当時の元副市長に機密情報を漏洩させた疑いが持たれています。その謝礼として、企業側から10万円分の商品券を受け取るなどしたとされています。

検察側は冒頭陳述で、元副市長が被告の依頼を断りきれずに審査委員の氏名などを教えたと指摘し、商品券についても謝礼としての認識があったと主張しました。これに対して弁護側は、情報漏洩については共犯者に利用されたものであり、商品券は企業側から一方的に送りつけられたものであると反論しています。

桐生市役所の新庁舎建設巡るあっせん収賄事件 群馬県議の相沢崇文被告に懲役2年を求刑 弁護側は無罪主張

群馬県桐生市役所の新庁舎建設工事を巡り、入札に参加した会社側に秘密情報を漏らすよう元副市長へ依頼した見返りに商品券を受け取ったなどとして、あっせん収賄などの罪に問われている群馬県議会議員の相沢崇文被告(50)の公判が2026年10月13日、さいたま地方裁判所で開かれ、検察側は懲役2年、追徴金10万円を求刑しました。弁護側は無罪を主張して結審し、判決は12月11日に言い渡される予定です。

起訴状などによりますと、相沢被告は6年前の2020年8月~12月、桐生市役所の新庁舎建設における設計業務の入札を巡り、会社側から依頼を受けて元副市長に審査委員の氏名などの入札に関する秘密情報を漏えいさせた上、その見返りや謝礼として設計会社側から10万円分の商品券を受け取ったとされています。この事件を巡っては、情報を漏らした元副市長が加重収賄や官製談合防止法違反などの罪で有罪判決を受け、確定しています。

これまでの裁判において無罪を主張していた相沢被告に対し、13日の論告で検察側は「被告は業者からのお歳暮の中に商品券が賄賂として入っていることを分かっていた」「情報を漏らした元副市長が依頼をむげにできなかった」と指摘し、「被告が果たした役割は大きい」と述べました。

一方、弁護側は「被告はお歳暮の中に商品券があることを知らず、賄賂として受け取った認識もなかった」と主張しました。また、相沢被告本人も最終意見陳述で「罪となるべきことをしたつもりはありません」「一日も早く平穏な生活ができることを願っている」と改めて無罪を訴えました。