千葉県市川市議会の加藤圭一市議は2026年4月21日、SNSでの投稿を差別的と断定され問責決議案が可決されたことは、表現の自由の侵害や名誉毀損に当たるとして、市と決議案を提出した市議3人に対し1000万円の損害賠償を求める訴えを千葉地裁に起こしたことを明らかにしました。
事案の経緯によりますと、加藤市議は2026年1月、SNSに「イスラム教徒が公園で礼拝する街は、断じてごめんだ。それを、多様性として受容を強制されるなら、日本は滅ぶ」という趣旨の内容を投稿しました。これに対し市川市議会は、2月26日に「排外的・差別的である」として、差別的言動を行わないよう求める問責決議案を賛成多数で可決していました。
訴状の中で加藤市議側は、問題となった投稿について「公園での礼拝に対して疑義を述べているものであり、イスラム教徒の排除を扇動する意図はない」と主張しています。市議会が十分な議論を行わずに差別的だと決めつけたことは、不当な権利侵害であると訴えています。
加藤市議は会見において、議場外での政治活動が決議提出者の主観で一方的に断じられることへの危機感を表明しました。自身の表現の自由だけでなく、同様の意見を持つ市民の声を封じることにもつながると強調しています。
提訴を受け、千葉県市川市は「訴状の内容を確認した上で、適切に対応していく」とコメントしています。



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