佐賀県警察本部に勤務していた20代の男性巡査長が、職場の送別会への出席を回避する目的で会場の飲食店に爆弾予告を行ったとして、戒告の懲戒処分を受けていたことが分かりました。
佐賀県警監察課によると、この巡査長は以前から2025年度末にあたる3月末での退職を希望していました。自身を含む複数人の送別会が予定されていた2026年3月5日の午後2時30分ごろ、会場となる佐賀県佐賀市内の飲食店へ「入り口を見てみろ」と電話をかけ、さらに面識のない同店の店頭に「爆弾を仕掛けた」と書いた紙を設置したとされています。店側からの110番通報を受けた警察が捜索を行いましたが、不審物は見つかりませんでした。
その後の捜査によって、店に電話をかけ紙を設置したのがこの巡査長であると判明しました。巡査長は調べに対し「自分を含めた送別会に参加したくなかった」と動機を供述しているとのことです。なお、県警は店の営業に与えた影響や、巡査長の関与が発覚した具体的な時期については明らかにしていません。
県警は巡査長を任意で捜査し、2026年4月30日付で威力業務妨害と脅迫の疑いにより佐賀地方検察庁へ書類送検しました。あわせて同日付で巡査長を戒告の懲戒処分とし、巡査長は同日に依願退職しています。
佐賀地検が脅迫などの疑いで書類送検された佐賀県警の元巡査長を起訴猶予処分
佐賀地検は2026年6月8日、脅迫と威力業務妨害の容疑で書類送検されていた、佐賀県警の元巡査長である20代の男性を起訴猶予処分にしたと発表しました。処分は5月27日付です。地検は処分の理由について、「事案の内容をはじめとする諸般の事情を考慮した」と説明しています。
この男性は2026年3月、佐賀市内にある飲食店の前に「店に爆弾を仕掛けた」と記載した脅迫文を置いたなどとして、同年4月に書類送検されていました。佐賀県警は男性に対して戒告の懲戒処分を行っており、県警によると男性はすでに依願退職しているとのことです。


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