静岡県教育委員会は2026年5月21日、東京都内での盗撮行為や、SNSで知り合った女子高校生へのわいせつ行為、妻への暴行などを行ったとして、公立学校の教諭3人を免職や減給の懲戒処分にしたと発表しました。
5月20日付で懲戒免職処分となったのは、磐田市立中学校に勤務する川島多加宏教諭(47)です。県教委によりますと、川島教諭は2026年1月25日、東京都新宿区のJR新宿駅東口付近の階段で、女性のスカート内をスマートフォンの動画機能を用いて盗撮しました。現場で目撃者に捕らえられ、翌26日に警察に逮捕されたのち、性的姿態撮影等処罰法違反(撮影)の罪で略式起訴されました。その後、東京簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受け、4月28日に納付を終えています。川島教諭は以前から学校外で同様の行為を重ねていたと話していますが、職場や児童・生徒への盗撮行為は確認されていないとのことです。
同じく5月20日付で懲戒免職処分となった焼津市立小学校の男性教諭(31)は、SNSを通じて知り合った他県の女子高校生にわいせつな行為をしたとされています。男性教諭は県の聞き取りに対し、「交際していた」という趣旨の説明をしているということです。
また、5月21日付で減給10分の1(3か月)の懲戒処分となったのは、静岡県西部地域の公立高校に勤務する男性教諭(31)です。この教諭は2026年2月15日の午後10時ごろ、自宅で妻の頭を床にたたきつけるなどの暴行を加え、全治1週間のケガを負わせました。教諭は事案当日に傷害の現行犯で逮捕されましたが、その後、不起訴処分となっています。教諭は「教育公務員として責任ある立場にある自覚が足りなかった。生徒や保護者をはじめ、多くの人に迷惑をかけて申し訳ない」とコメントしています。
教職員による一連の不祥事を受け、静岡県教育委員会の前澤綾子教育長は「児童生徒、保護者をはじめ、県民の皆様の学校教育に対する信頼を著しく失わせるものであり、社会的責任は極めて大きく、深くお詫び申し上げます。職員全体の一層の綱紀粛正と使命感、倫理観の高揚を図り、教育行政の信頼回復に努めてまいります」との談話を発表しました。



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