埼玉県さいたま市中央区にある埼玉県立小児医療センターで、白血病の治療中だった10代の男性患者が抗がん剤を脊髄の周辺に注射された後、神経症状を発症して2026年2月に死亡する事案がありました。また、10歳未満の男児ら4人にも麻痺などの症状が確認されています。
死亡した男性の体内からは、本来の治療手順では使用されない薬液「ビンクリスチン」が検出されており、これが神経症状を引き起こした原因とみられています。
医療センターの発表によると、外部の有識者で構成される医療事故調査委員会が5月27日に第3回会合を開催しました。委員からは「調査や検証を尽くしたものの、ビンクリスチンが混入した経緯を特定することは困難である」との意見が出されたとのことです。
調査委員会は今回の意見を踏まえて報告書の案をまとめ、遺族らへの説明を行った上で内容を公表する方針を示しています。



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