NHKチーフディレクターを逮捕 渋谷の路上で女性にわいせつ行為の疑い

東京・渋谷区で20代の女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁はNHK報道局の職員、中元健介容疑者(50)=東京都目黒区目黒本町3丁目=を不同意性交の疑いで逮捕した。NHKが6日に発表した。

警視庁渋谷署によると、中元容疑者は2026年1月4日午後2時15分ごろ、渋谷区の路上で通行中の20代女性に声をかけ、近くの雑居ビルの階段の踊り場に移動した後、わいせつな行為をした疑いが持たれている。女性はその後、交番を訪れて被害を相談したという。

女性は「危ないものを持っている」と言われ、腕をつかまれたと説明している。事件後、中元容疑者は自転車で現場を離れ、NHK放送センター付近まで移動していたことが、防犯カメラの捜査で分かった。

調べに対し中元容疑者は、「女性の腕を押さえたり、脅迫したりしていません」と話し、容疑を一部否認しているという。

渋谷署には、別の女性からも同様の被害相談が複数寄せられている。中元容疑者のスマートフォンからは、わいせつ行為とみられる複数の動画も見つかっており、警視庁が関連を調べている。

NHKによると、中元容疑者は2000年に入局し、報道局スポーツセンターでスポーツ番組を担当。現在はスポーツ情報番組部のチーフディレクターとして番組制作に携わっていた。事件当日は休日扱いだったが、事件後の午後には出勤し、局内で編集作業などをしていたという。

NHKは「職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、被害にあわれた方や視聴者の皆さまに深くお詫び申し上げます。事実関係を早急に確認し、厳正に対処します」とコメントしている。

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