山梨県西桂町が水道料金の収納事務をめぐり職員3人を懲戒処分

山梨県西桂町の職員が、徴収した上下水道料金の約320万円を出納室に回さず個人で保管し、そのうち約160万円を紛失していたことが2日までに分かりました。町は同町の基準に基づき、2026年5月29日付で関係職員への懲戒処分を行いました。

町によりますと、2026年2月に徴収済みの上下水道料金から約160万円が不足していることが発覚しました。調査の結果、建設産業課の課長補佐を務める50代の男性職員が、現金を適切な窓口へ引き渡さず、役場内の書庫に置いていたことが判明しました。書庫の捜索では、紙袋に収められた現金約160万円と納付書が見つかっています。

さらに町が詳しく調べたところ、これとは別に徴収されたはずの上下水道料金から、さらに約160万円が足りないことが分かりました。この課長補佐は「こちらも紙袋に入れて書庫に保管した」と説明していますが、職員らによる役場内の捜索でも現時点で見つかっていません。

課長補佐は町の聞き取りに対して「着服はしていない」と主張しており、紛失した金額を含めた全額をすでに弁済しているとのことです。現金がなくなった詳しい経緯は明らかになっていませんが、町は「業務の停滞を避けるため」として、警察への被害届け出は見送る方針を示しています。

上下水道の使用料に関する収納管理事務が長期間にわたり不適切に行われていた事態を受け、町は5月29日付で、この50代の男性課長補佐を停職6ヶ月、上司である50代の男性課長と、事案当時に総務課長を務めていた50代の男性職員の2人をそれぞれ戒告の懲戒処分としました。

また、管理監督者としての責任を明確にするため、堀内達也町長の月額給料の10分の1を1ヶ月間カットする条例案を議会へ提出する予定です。

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地方公務員懲戒処分など
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