2026年6月12日、福岡県北九州市と市教育委員会は、飲酒運転により警察に検挙された市職員1人と小学校教諭1人の計2人を同日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。また、適切な指導が不十分だったとして、教諭が勤務する小学校の校長も戒告の懲戒処分を受けました。
発表によりますと、懲戒免職となったのは北九州市財政・変革局東部市税事務所料金納付課の会計年度任用職員、川底智子氏(56歳・女性)です。川底氏は2026年5月15日の18時頃から21時頃まで飲食店で飲酒した後、公共交通機関で帰宅し就寝しました。しかし、翌16日の3時半頃にスマートフォンがないことに気づき、遺失物届を提出するため自家用車を運転して警察署へ向かった際、応対した警察官から酒気を指摘されました。呼気検査の結果、基準値を超える0.59mg/ℓのアルコール値が検出され、酒気帯び運転で検挙されました。
もう1人の懲戒免職処分は、北九州市立南丘小学校の指導教諭、保科圭二氏(63歳・男性)です。保科氏は2026年5月25日の18時から20時まで自宅で飲酒し就寝した後、翌26日の4時40分頃に出勤のため自動車を運転しました。4時50分頃に警察から停車命令を受け呼気検査を行ったところ、基準値を超える0.15mg/ℓのアルコール値が検出され、酒気帯び運転で検挙されました。
さらに、保科氏に対する日頃の指導などが不十分であったとして、同小学校の校長(58歳・女性)が同日付で戒告処分となっています。
北九州市は職員の飲酒運転に関する不祥事が相次いだことから、2025年9月に懲戒処分の指針を厳罰化しており、自動車の酒気帯び運転を原則免職と定めているほか、上司の管理監督責任も明記していました。市と教育委員会は、今後の再発防止に取り組む方針を示しています。


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