鹿児島県南さつま市は2026年6月29日、市が発行する商品券を盗んで不正に使用したとして、産業おこし部の商品券事業担当課の職員を懲戒免職処分にしました。また、管理監督者として指導監督が不適正だったとして、同部の商品券事業担当課の課長を減給1ヶ月(給料月額の10分の1)の処分としました。
市によりますと、懲戒免職となった職員は、商品券の精算事務作業を行っていた2026年4月、使用済みの1000円分の商品券6枚(6000円相当)を盗み、南さつま市内の店舗で2回にわたり不正に使用したということです。商品券の裏面に使用済みのスタンプが押されていたことから、不審に思った店舗が市へ連絡したことで事案が発覚しました。
市の聞き取りに対し、職員は「すぐ返せば大丈夫という安易な気持ちで行為に及んでしまった」と話しているということです。同額の商品券がすでに返却されていることなどから、市は刑事告訴はしない方針です。
本坊輝雄市長は「指導・監督のあり方を改善し、信頼される組織体制の構築を図る」とコメントしています。市は再発防止策として、全職員への公金・公物取扱マニュアルの周知徹底や事務取扱の再点検、早期のコンプライアンス研修の実施を進めるとしています。

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