茨城県龍ケ崎市で介護保険料の通知額に相違 1万8407人に影響

茨城県龍ケ崎市は8月18日、介護保険料の特別徴収額について、市が通知した金額と日本年金機構から通知された金額が相違する事案が発生したと発表しました。2026年8月納付分(第3期)では、1万8407人が対象となり、追加納付と還付を合わせた影響額は3989万3700円に上ります。

市によると、2026年7月13日に発送した「令和8年度納入通知書(介護保険料額決定通知書)兼特別徴収開始通知書」に記載された介護保険料額と、日本年金機構から送付された年金振込通知書の記載額に相違が生じていました。

事案は8月7日午後3時頃、市民から「市と日本年金機構の通知額が異なる」との問い合わせがあったことで発覚しました。

原因は、龍ケ崎市が業務を委託しているシステム保守管理会社「株式会社両毛システムズ」によるシステムプログラミング・設定の誤りです。介護保険料の特別徴収では、10月納付分(第4期)以降の負担が極端に過大・過小とならないよう、8月納付分(第3期)から負担額を平準化する処理を行っています。

本来は平準化後の金額が日本年金機構の通知書にも反映されるはずでしたが、システム設定の誤りにより正しいデータが反映されていなかったことが、8月17日にシステム保守管理会社からの報告で判明しました。

8月納付分の対象者1万8407人のうち、追加納付が必要となるのは1万4282人で、総額は2575万8400円です。一方、過払いとなり還付の対象となるのは4125人で、総額は1413万5300円となっています。

市は対象者にお詫び文を送付する予定で、9月中旬を目途に追加納付の納付書または還付通知書を発送する準備を進めています。

なお、10月納付分(第4期)以降については、対象者や影響額を引き続き調査しています。

龍ケ崎市の萩原勇市長は、市民に追加納付や還付などの手続きをお願いすることになったとして謝罪しました。そのうえで、システム保守管理会社に詳細な原因の検証と再発防止策の実施を求めるとともに、市としてもシステム設定時の確認やチェック体制を見直し、再発防止を徹底するとしています。

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