長崎県警や消防によりますと、15日午前8時ごろ、長崎県雲仙市立土黒小学校の教員から「3階のパソコン室前に置いていた行事に使うものが燃えていた」と119番通報がありました。
火は通報時点で教員による初期消火により消し止められ、鎮圧状態になっていました。当時校内にいた児童らは一時全員グラウンドへ避難しましたが、現在は校内に戻っており、児童や教職員にけが人はいませんでした。
同校では7月14日にも、3階の音楽室に隣接する音楽準備室の一部が焼ける火災が発生しており、当時校内にいた児童と職員の合わせて165人全員が一時グラウンドに避難していました。
警察と消防は、何が燃えたのかを含め詳しく出火原因を調べています。
長崎県雲仙市の小学校不審火 警察による児童への持ち物検査を県警本部が中止
長崎県雲仙市の土黒小学校で発生した不審火を巡り、地元の雲仙警察署が児童に対して行った持ち物検査について、長崎県警本部が保護者への説明が不十分だとして中止させていたことが分かりました。
同校では15日午前8時ごろ、校舎3階の廊下に置かれていた段ボールなどが燃える火災が発生し、教員によって消し止められました。けが人はいませんでした。同校では今年7月にも同じ校舎3階の音楽準備室で出火する事案があり、現在も原因は分かっていません。現場に火の気がないことや状況などから外部からの侵入の可能性が低いと考えられ、警察は連続不審火として捜査しています。
雲仙警察署は火災当日の15日、連続性が疑われることや3回目の発生を防ぐ目的で、火元となった3階フロアにいた4年生から6年生の児童に対し、ポケットや靴の中などを調べる持ち物検査を実施しました。しかし、報告を受けた長崎県警本部は、保護者の了承を得ずに行うのは不適切であり児童の心理的ストレスも考慮すべきだと判断し、25人の検査を終えた段階で中止させました。学校側は事前に一斉メールで保護者へ通知していましたが、県警本部は一方的な通知であり同意を得たことにはならないとしています。
検査を受けた児童から出火に関わるものは見つかっておらず、保護者からの苦情も寄せられていないということです。学校側は15日夜に保護者説明会を開き、持ち物検査の実施と中断を報告したほか、校内への防犯カメラ設置の意向について説明しました。



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