佐賀県唐津市の保育園虐待問題で県が保護者会の説明会と再調査の要請に応じない方針を示す

佐賀県唐津市の私立「城内シオン保育園」で発生した園児への虐待問題について、佐賀県は14日、保護者らでつくる有志の会が求めていた県による説明会の開催や再調査の実施について、いずれも行う予定がないことを明らかにしました。

この問題は同園で保育士による園児への虐待が行われていたもので、佐賀県と唐津市が園への立ち入り調査や職員への聞き取り、防犯カメラ映像の確認などを実施し、7月15日付で1件の虐待を認定していました。

保護者の有志の会は8月下旬、県による保護者への説明や再調査など5つの申し入れを記載した文書を県に提出していました。これに対し県は9月11日、唐津市と連携して園による改善や再発防止に向けた指導と状況確認を行うとする回答文書を送付し、あわせて説明会などは実施しない意向を伝えました。

県の担当者は、全職員への調査を実施して把握や指導を行ったため再調査は考えていないとし、説明会についても県は指導する立場であり、まずは園が丁寧に行うべきだとしています。

有志の会代表の保護者は読売新聞の取材に対し、求めていた質問に回答してもらえず納得できないとし、会の中で協議して今後の対応を決める考えを示しました。

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