福井県越前市の看護学校パワハラ問題で労働組合が福井県に指導・監督を要請

福井県越前市にある武生看護専門学校の元学生が複数の教員からパワーハラスメントなどの被害を受けたとして損害賠償訴訟を起こしている問題で、県内の医療関係者らが加盟する福井県労働組合総連合は7日、福井県に対して学校側への適切な指導や監督を求める要請書を提出しました。

武生看護専門学校をめぐっては、複数の教員からハラスメントを受けたとする元学生が、学校を運営する法人を相手に裁判を起こしています。7日は福井県労働組合総連合の幹部らが福井県庁を訪れ、学生確保支援事業などで補助金を支出している立場から、福井県へ要請書を提出しました。

要請書では、学校側がハラスメントを認めて被害者に謝罪することや再発防止策を提出することに加え、学生が安全かつ安心に学べる教育環境を確保できるよう、福井県が指導や監督を行うことを求めています。

対応した福井県の担当者は、被害者への謝罪について「係争中なのでコメントは差し控えたい」とした一方、教職員向けのハラスメント対策研修などを実施していると説明しました。また、去年12月の定期監査でハラスメント項目を重点的に監査しており、必要な改善が進められているとの認識を示しました。

福井県労働組合総連合の田中康博事務局長は、医療行政を管轄する福井県に対し、ハラスメントを無くしていくための指導や取り組みを行ってほしい旨を述べました。