福島県立医科大学の看護学部生が実習中に患者情報を私的利用 附属病院で知人と推測し連絡

福島県立医科大学は2026年10月15日、看護学部の学生が附属病院での実習中に、患者情報を不適切に取り扱っていたことが判明したと発表しました。

福島県立医科大学によりますと、10月13日に附属病院で実習中だった看護学部生が、実習で知り得た患者の情報(氏名や年齢など)から知人ではないかと推測し、患者本人へ私的に連絡を行いました。連絡を受けた患者から病棟へ問い合わせがあり、事案が判明したとのことです。

大学側は事態の発覚後、当該学生の実習を中断して学生および関係者への聞き取りを実施し、指導を行いました。また、当該患者へ謝罪を行うとともに、経過について説明したとしています。今後は詳細な調査を進め、学内規程に基づき対応を判断する方針です。

今回の件について、福島県立医科大学看護学部長の高橋香子氏と附属病院長の藤森敬也氏はそれぞれコメントを出し、深く謝罪しました。大学側は「実習で知り得た患者情報を私的に利用しないことなど、学生への個人情報保護に関する教育・指導を改めて徹底してまいります」とコメントし、再発防止に取り組む姿勢を示しています。なお、プライバシー保護の観点から個人が特定されるおそれのある事項については公表を差し控えるとしています。