陸上自衛隊白老駐屯地(北海道白老町)に所属していた陸士長の川島拓巳さん(当時19歳)が2012年に自殺したのは、先輩隊員によるいじめに陸上自衛隊側が対処しなかったためとして、遺族が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が15日にありました。札幌高裁(角井俊文裁判長)は、国に賠償を命じた一審判決を維持した上で、原告側の控訴を棄却しました。
一審の札幌地裁判決によると、川島さんは2011年に陸上自衛隊北部方面隊に入隊し、2012年10月に自殺しました。一審判決は「パワーハラスメントと評価されうる指導があった」と認めて国に110万円の支払いを命じた一方、いじめとの因果関係については認めませんでした。


