北海道夕張市は2026年6月3日、浄水場の除雪委託料を長期にわたり未払いにしていたとして、上下水道課に勤務する52歳の技術系主幹職の男性職員を、1か月の減給10%とする懲戒処分にしたと発表しました。
市によりますと、この担当職員は2023年度から2024年度までの2年間にわたり、除雪の委託料あわせて49万5000円余りを支払わずに放置していたとのことです。事業者からの申し出があったことで支払いの未払いが発覚し、委託料は2026年3月末に事業者へ支払われました。未払いとなった原因について、芝木誠二副市長は「担当者が事業者への支払いを忘れてしまったというのが大きな原因」と説明しており、市は事務の不適正処理として処分を行いました。
夕張市は現在、財政再建を進めるため、今年度末までに総額353億円にのぼる国への借金を完済する方針を示しています。こうしたさなかに不祥事が発生したことについて、厚谷司市長は「市民の信頼を損ねる事案であり深くお詫び申し上げる」と陳謝しました。
市は今後の再発防止策として、会計事務におけるチェック体制の徹底などに取り組むとしています。また、今回の事案を含む不祥事の責任を取り、市長と副市長の給与を1か月間10%減額するための条例改正案を定例市議会に提案する予定です。



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