マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」に関して、医療機関の窓口におけるトラブルが継続しています。千葉県保険医協会が会員の病院や診療所を対象に実施した調査によりますと、オンラインで資格確認を行うシステムにおいてカードリーダーのエラーなどが相次いでおり、過去7回にわたる調査を行っても改善の傾向が見られないということです。
この調査は5月から6月にかけて実施され、3797の会員から1171件の回答を得ました(回収率は30.8%です)。窓口で起きたトラブルの内容について複数回答で確認したところ、氏名や住所の一部が黒丸(●)で表示される事例が949件(前回は741件)、資格が無効であると表示される事例が597件(前回は411件)、カードリーダーのエラーが発生した事例が497件(前回は410件)となり、いずれのトラブルも前回調査時の件数を上回る結果となりました。
また、健康保険の資格確認が正常に行えなかったため、患者に対して一時的に医療費の10割(全額自己負担)を請求したという回答は307件に上り、前回調査時の138件から増加しています。
同協会は「トラブルは今も解消されていない」と指摘しており、厚生労働省に対してシステムの改善を継続して求めていく方針です。


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