北海道旭川市の神居大橋で女子高校生を殺害したなどの罪に問われ、懲役27年の判決を受けた23歳の女の裁判において、男が正当な理由なく法廷内に侵入したとして起訴されていたことが分かりました。
建造物侵入の罪で起訴されているのは、住所不定で48歳の男です。男は2026年6月22日、旭川市にある旭川地方裁判所で行われていた裁判の法廷内に侵入したとされています。
旭川地裁によりますと、男は法廷の前で職員に対し「傍聴席にいる親族が危篤なので知らせたい」などと説明しました。職員が事実を確認しようとしたところ、男は突然ドアを開けて法廷内に入り込んだということです。
当時、法廷の前では職員らによる金属探知機を用いた持ち物検査や、傍聴券の確認が行われていましたが、男はこれらをすり抜けていました。
旭川地裁は、不審者を侵入させないための対策が徹底できていなかったとし、今後の再発防止策を検討していくとしています。
旭川地裁の法廷侵入事件で村山被告が起訴内容を認める 検察側は拘禁刑2年を求刑
開廷中の北海道旭川市にある旭川地方裁判所の法廷に押し入ったとして、建造物侵入と威力業務妨害の罪に問われた住所不定、配達業、村山哲志被告(48歳)の初公判が11日、北海道旭川市にある旭川地方裁判所(大川恭平裁判官)でありました。村山被告は「間違いございません」と起訴内容を認め、検察側は拘禁刑2年を求刑し、即日結審しました。判決は29日です。
法廷では当時、北海道旭川市で2024年に北海道留萌市の女子高生(当時17歳)が殺害された事件の判決公判が開かれていました。
起訴状などによりますと、村山被告は6月22日午後3時10分ごろ、正当な理由がないのに判決宣告手続き中の法廷に傍聴人入り口から侵入し、「死刑やろうが」などと大声を上げ、裁判官席に詰め寄るなどして約45分間中断させ業務を妨害したとされています。
検察側は冒頭陳述で、「村山被告が報道を通して事件の被告に腹を立て、被告を暴行しようと計画した」と指摘しました。当初、護送車を襲撃しようとしましたが断念し、法廷への侵入に切り替えたとしています。


