高知県土佐清水市が運営する特別養護老人ホーム「しおさい」に勤務する50代の介護員の職員が、勤務中に同僚へ暴行を加えたとして罰金10万円の略式命令を受けていたことがわかりました。
起訴内容などによりますと、職員は2025年11月1日の午前9時過ぎから9時半ごろにかけて、勤務先の介護員室で椅子に座っていた40代の女性職員に対し、背後から腰付近をつかむ暴行を加えたとされています。
被害届を受けた警察の捜査を経て、2026年3月に暴行の疑いで高知地検中村支部に書類送検されました。その後、略式起訴が行われ、中村簡易裁判所が7月15日付けで罰金10万円の略式命令を言い渡しました。
土佐清水市は職員の処分に関して今後懲戒委員会を開催して検討する方針を示しており、現時点でのコメントについては差し控えるとしています。
高知県土佐清水市の市職員が暴行やセクハラ行為で停職12か月の懲戒処分
高知県土佐清水市は2026年10月2日、市が運営する特別養護老人ホーム「しおさい」に勤務する安岡秀敏介護技査(54歳・男性)を、地方公務員法に基づき停職12か月(1年)の懲戒処分にしたと発表しました。
土佐清水市などによりますと、安岡技査は2025年11月1日の勤務中、椅子に座っていた40代の女性職員の背後から腰のあたりをつかむ暴行を加えたとして、2026年7月に略式起訴され、簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けていました(刑法第208条暴行罪)。
また、この女性職員に対して勤務中に頭を触る、腹部を突く、本人が不快に感じる呼称を用いるなどのセクシャルハラスメントを行ったほか、別の職員に対しても性器を表す単語を用いて揶揄していたということです。
市の調査に対し、安岡技査は腰をつかんだことは認めているものの、その他の行為の一部については「記憶にない」などと話しているということです。なお、市はプライバシー保護を理由に、セクハラ行為が行われた時期や女性職員との関係性を明らかにしていません。
また、土佐清水市は管理監督責任を問い、特別養護老人ホームしおさいの園長を訓告、園長補佐を文書厳重注意の処分としました。
今回の処分を受け、土佐清水市の橋本敏男市長は、施設入所者やその家族、被害に遭った職員にお詫びした上で「全体の奉仕者である公務員としての職責や自覚を極めて欠き、市民の皆様の信頼を大きく損ねるもので断じて許される行為ではない。二度と起こさぬよう服務規律の徹底を図り、信頼回復に全力で取り組んでいく」とコメントしています。


