北海道室蘭市の市立室蘭総合病院で、金庫に保管されていた両替金計約400万円を横領したとして、北海道警室蘭警察署は15日、業務上横領の疑いで同病院事務局医事課の課長補佐の男(53)を逮捕しました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、市立室蘭総合病院の事務局で課長補佐を務める三上拓哉容疑者(53)です。
警察によりますと、三上容疑者は2025年4月1日から2026年3月31日までの1年間、自己の用途に使う目的で、病院内の金庫に両替金として保管されていた現金を複数回にわたり出し入れし、計約400万円を横領した疑いが持たれています。
三上容疑者は2019年から事務職員として勤務し、両替金や診療報酬の保管管理を担当していました。金庫は三上容疑者を含めた管理職2人で管理されており、三上容疑者は自由に出入りできる立場にありました。
3月31日に三上容疑者本人が現金を紛失したと病院へ申し出た上、上司とともに警察署を訪れて遺失届を提出したことから発覚しました。警察が防犯カメラに記録された不審な行動や映像などを精査し裏付け捜査を進めた結果、三上容疑者の関与が浮上しました。
取り調べに対し三上容疑者は「着服していません」「紛失しました」と話し、容疑を否認しています。警察は横領した金の所在や動機などについて詳しく捜査しています。
なお、市立室蘭総合病院は患者数の減少などにより深刻な赤字が続いており、2028年3月末での閉院が予定されています。



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